ピッキング被害の克服はカギの交換から。

東京では一戸建てよりもマンションのほうが一般的な住居かもしれません。
所有しているマンションであれ、賃借しているマンションであっても、ピッキング被害は人事ではありません。
最近のマンションはオートロックなどの防犯設備が完備していますが、それによって完璧ではないこともまた事実です。
空き巣やピッキング被害は、マンションの1階や2階が多いのは分かりますが、6階以上の高層階でも被害が多いのだそうです。
ピッキングは本来、カギをなくしてドアを開けるため、金庫のカギをなくしてしまったなどの、専門のカギの業者が、そのカギを開けるための技術だったのですが、それを犯罪に使用されてしまったのです。
今、ネットで検索してみるとピッキングの方法が詳しく掲載されています。
爆弾もネットで作成方法が掲載されている御時勢です、ピッキングの方法も素人が真似しても仕方が無いことかもしれません。
しかし自宅がピッキングの被害にあっては、そのような悠長なことは言って入られません。
何かの対策をしなくてはならないのです。
カギを交換する、それもピッキングしにくいカギの交換することや、補助錠をつけたりして対抗するしかないと思います。
東京都の区によってはカギ交換をした場合、補助金を支給する区さえあります。
これは、いかに空き巣やピッキング被害が甚大か、ということを表しているものと思います。
また、家財保険では鍵の交換費用も補償内容に含まれている家財保険もあるそうです。
火災保険加入時、また見直しする際は家財保険の内容を確認したほうがいいでしょう。
マンションは共用部分と専有部分に分かれますが、ドアは共用部分だと思います。
窓やバルコニーなども共用部分に当たります。
ドアの鍵を交換する、補助錠をつけるなどは自分の意思でできないかもしれません。
マンションの管理組合の理事会の承認など必要になるかもしれません。
しかし、このような面倒なことがあっても、防犯の対策はしっかりと、その対策を採っておいてください。